2011年5月16日月曜日

ジオパークとは

ジオパークとは、地球科学的に貴重な地質・地層などの自然遺産を保存している、自然に親しむための公園のことです。
ジオパークの役割には、大地の遺産を保全し、その価値を子供たちや観光客に伝え、ジオパークを楽しむジオツーリズムを推進して地域の経済の持続的な活性化を目指すことなどがあります。
ジオパークは世界遺産と似ていますが、世界遺産が保全や保護を目的とするのに対し、ジオパークは教育・観光・地域の活性化も目的としている点が異なります。

2004年にユネスコの支援により世界ジオパークネットワークが発足し、世界ジオパークを審査・認証するようになりました。日本では洞爺湖有珠山、糸魚川、島原半島、山陰海岸の4地域が世界ジオパークとして認定されています。
世界ジオパークとは別に、日本ジオパーク委員会が認定する国内版の日本ジオパークもあり、アポイ岳ジオパーク(北海道)、恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク(福井県)、阿蘇ジオパーク(熊本県)などが認定されています。

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