2010年4月30日金曜日

大手4生保の運用利回りが「逆ざや」

ヨミウリ・オンラインより



日本生命保険など大手生保4社の2009年度の資産運用利回りが、契約者に約束した利回り(予定利率)を下回る「逆ざや」となったことが16日、明らかになった。



世界的な低金利で大量保有する債券の運用利回りが下がり、保有株の配当収入も低調だったためだ。



大手4社がそろって逆ざやとなるのは2年連続で、今後も厳しい経営環境が続きそうだ。



最大手の日生の逆ざや額は、08年度の約400億円から500億円超へと拡大する見込み。生保各社は1980年代に5%前後の予定利率を設定しており、現在も保有契約の予定利率が平均3%前後と高い状態であることが逆ざやの要因となっている。



各社は、世界的な金融緩和が長期化するとの見方から、今後1年間の日本の長期金利は1・5%程度にとどまるとみている。

企業業績回復で配当収入が増える可能性もあるが、金融当局は保険会社の経営の健全性指標を見直す方針で、各社は価格変動リスクが大きい株式の売却を進めざるを得ない。このため、日生は「逆ざや状態は10年度も続く」(幹部)とみている。




運用利回りが「逆ざや」でも、予定死亡率や予定事業費を実際より高く見積もっているから(そのぶん保険料が高くなります)、保険会社としては赤字にならないんですよね。

でも、運用利回りは赤字だから、予定利率が高かった頃に契約した古い保険を転換させようという動きが活発になるかもしれません。

気を付けましょうね^^;



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